見落としやすい外構工事の失敗例について

三重県にて外構工事・土木工事を承っております、株式会社信成建設です。

マイホームを建てるにあたって、後回しになりやすい外構。
生活で使うといっても、家の中よりも滞在時間が短いので、ある意味「適当でもなんとかなる」という認識の方が多いかもしれません。

とはいえ、失敗するとなかなか修正がききません。修正工事をするとしても、安くない費用がかかります。
建築時にある程度気を付けたほうがいいことも事実でしょう。

今回は、外構で起きやすい失敗についてまとめてみました。
これから外構を計画する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 完璧な外構は存在しない


まず最初に断らないといけませんが、完璧な外構というのは存在しません。
たいていは一長一短であり、それが人によってマイナスかプラスかに分かれて受け止められるものです。

たとえば、ベーシックな機能を備えた建売り住宅の外構は使いやすい場合も多いです。ただ、近隣の建売り住宅とデザインがほぼ同じになるので、味気無さを感じるかもしれません。ほかに、フェンスや塀のないオープン外構であることがほとんどなので、プライバシー面で気になる部分が出てくることもあるでしょう。

何を失敗と捉えるかは人によって異なる部分もあるため、すべて避けるのは難しいといえます。
以下に紹介するのは、あくまで「失敗したかも」とほとんどの方が感じやすいものですが、その点についてはご留意いただければ幸いです。

■ 駐車スペースでの失敗例


・駐車が難しい、狭い

図面では完ぺきだったはずなのに、実際に駐車してみると狭くて難しい。
意外とそのような失敗が多いです。
とくに人口密集地などに家を建てると敷地面積が限られてしまうので、起こりやすいといえるでしょう。
隣家の塀やフェンス、カーポートの柱、自宅の門柱が位置によって障害になることもあります。駐車時の進入角度や導線も考慮してみましょう。

・砂利にしてしまい雑草に悩む

予算がなくて、駐車場に砂利を選択する方もいます。
砂利はコンクリートと違って照り返しもなく、水はけも良いですが、雑草が生えてくるなどのデメリットが。
防草シートの上に砂利を敷いていると、雑草は抜きやすい傾向にあります。ただ、シートなしにそのまま砂利を敷いていると草ぬきが大変になってしまうでしょう。

■ 植栽・お庭での失敗例


・芝生の維持が大変

天然の芝生は憧れの的です。
しかし、その維持管理は想像以上に大変になることが。
芝生はそのままだとぐんぐん伸びるので、シーズンになると月1~2回の芝刈りが必要になります。雑草も生えてくるため、放っておくと見た目も悪くなるでしょう。
モグラによって芝生を荒らされることもあり、対策を打たないといけないこともあります。

・植栽の手入れが大変

シンボルツリーとして、玄関近くなどに樹木を植えると、洗練された外構になります。
ただ、木の種類によっては手入れが大変になる場合も。
落葉樹だと落ち葉の掃除が大変になるほか、実を付ける果樹だと鳥が寄ってくるので糞に悩まされるかもしれません。
虫がつきにくい木としてよく紹介されるオリーブですが、スズメガの幼虫(結構大きい)など、特定の虫が寄ってきます。つきにくいといってもゼロではありません。
手入れがネックになったり、虫が苦手だったりするなら、避けることをおすすめします。

■ フェンス・塀での失敗


・他人が敷地に入ってくる

オープン外構は塀やフェンスを設けず、開けた見た目になる外構デザインの一つです。
この外構は低コストで済むのが魅力ですが、さえぎるものがないので、誰でも敷地内に入れる欠点が。
近隣に子どものいるご家庭が多いと、かくれんぼなどで敷地内に入ってきてしまうでしょう。場所によってはUターンやすれ違いのためにほかの車が進入してくることも。
敷地内にある物を壊されてしまう可能性もあるので、人によっては考慮するべきかもしれません。

・不審者に狙われやすいことも

オープン外構の反対で、敷地内をしっかりとフェンスや塀で囲んだ外構をクローズド外構といいます。
人目を避けることができるため、プライバシーを確保できる恩恵があるでしょう。
このクローズド外構で問題になりやすいのが、不審者に狙われやすいという点です。
周りからの視線を遮断してしまうため、一度侵入されるとなかなか気づかれません。人感センサーや砂利で対策する必要があるでしょう。

■ 三重県での外構工事は「株式会社信成建設」にお任せください!


株式会社信成建設は、三重県鈴鹿市近郊にて主にブロック塀の施工を得意とした外構工事や土木工事・解体工事を承っている会社です。
20年以上の経験・実績がございますので、失敗しやすい例など、さまざまな要素について心得ております。
予算をご提示いただければ、できる限り実現できるプランを提案いたしますので、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
以下よりお問い合わせくださいませ。

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■ まとめ


外構は失敗しやすい要素を多く含んでおります。
これらの失敗は、計画の段階で防げるものが多いです。
お家と同じく、安全面や使い勝手、防犯面などを考慮して計画するようにしてみましょう。


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